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ビンボーだから「おにぎり」が売れる? コンビニの昼食商戦異状アリ
8月16日12時15分配信 J-CASTニュース

 コンビニで「おにぎり」や低価格の弁当が売れている。ローソンのおにぎりの売り上げは、前年比で20%増という高い伸びだ。サラリーマンが昼食にかける金額が年々下がっていることと、原材料費高騰による外食メニューの値上がりが原因のようだ。

■昼食に使うカネは500円が壁

 金融サービス会社GEマネーが毎年5月に調査しているサラリーマンのお小遣い調査によれば、昼食に使うお金は2001年の710円に対し、06年が650円、08年は570円と下がっている。また、日本経済新聞が働く男女の平日の昼食代について08年6月下旬にインターネットで調査したところ、最も多い回答が「二百円未満」の22.2%、次いで「四百五十円以上五百円未満」が11.2%、「二百円以上二百五十円未満」が10%だった。

 数年前に「ワンコイン(500円)昼食」なるものがヒットしたが、この調査を見る限り昼食代250円以下の人は30%以上もいることになる。日経新聞(08年7月16日付け)はこの結果について、生活防衛意識の高まりから06年に比べ家から弁当を持ってくる人が増えていいて、そうした消費者はコンビニなどで飲料のみ買い求めるため、支出額が極端に少なくなっている、と分析している。さらに、500円以上使うという回答が少ないため、

  「消費者の間で五百円が昼食に支出する金額の一つの壁になっている」

としている。

 そうした中、コンビニで人気なのが「おにぎり」と低価格弁当。08年6月以降、「おにぎり」は前年同期比20%増という高い伸びになっているのだ。1個100円〜130円の従来の価格帯も売れているのだが、特に1個170円前後の「高級おにぎり」と呼ばれるジャンルが好調なのだという。ローソンの広報は、ガソリンの高騰などで車で外食する機会が減っていること、外食店舗メニューが値上げになっていること、なども何らか影響しているのではないか、と説明する。「高級おにぎり」が受けているのもその流れの中にあり、

  「通常のおにぎりに50円を足して高級感を味い、満足感が得られる」

ということらしい。外食で使う昼食代を考えれば、それでも安くすんでしまうというわけだ。ただし、1個180円を超えてしまうと売れないのだそうだ。

■低価格から高いものまで品揃えするセブンーイレブン

 ファミリーマートでは「おにぎり」のほか、通常の弁当の約7割の重量の「ミニごはん」シリーズ(税込み295円)が絶好調。男女問わず買いに来て08年春以降、前年の3倍も売れているのだという。サラダやデザートなどと組み合わせて買っていく。

  「限られたお小遣いの中で『昼食にはこれくらいまでなら使える』と、組み合わせて買っていかれる方が多いようです」

と同社広報は話す。やはり、昼食代を抑えたいという心理がそこにはあるようだ。

 一方で、セブンーイレブン・ジャパンはちょっと違った路線を歩む。

  「おにぎりや低価格弁当が売れるのは、消費者のサイフの紐が固くなっているためではない」

と考えているのだ。同社はこれまで500円前後で販売していた弁当から付け合わせを減らし、430円に抑えた弁当を販売。また、牛肉をたっぷり使った「甲州ワインビーフの牛めし」を08年7月に発売。680円とコンビニ弁当として価格は高めだが絶好調なのだという。同社広報は、

  「顧客のニーズは様々で、それに応えられるように品揃えを広げました。その結果、低価格から高いものまで売れるようになっています」

と説明した。


平成大不況第二ラウンドが本格化して、庶民は清貧を磨き込もうとしています。清貧とは崇高な感じがしますが、云い変えれば、それしか選択仕様が無い表れでも有ります。まあ、引用記事を吟味して頂ければ、何事も二分化された社会構図が翼々表れています。富めるものは高級志向に走り、貧しきものは安価志向に至ろうとしています。

いや、別の処に理由が有りそうです。新自由主義勢力が無理強いしているメタボリックシンドロームキャンペーンに引っ掛かって、そう云った動きをしてしまっている感も有ります。若しくは二つが合わさっての相乗効果も考えられます。自分で弁当や食事を作る時間的余裕無き忙しない現代人の悲壮感が顕わとされているかの様です。

お握り百円って、何となく安い様に思えますが、まだまだ高めです。大手スーパー等に行けば、更に安い物が有ります。御握りの種は基本に準じていますが、大凡八十円で買えるものと思われます。処によってはそれ以下も有りましょう。問題の味は大差無いと思われます。コンビニに卸している処から製造品が殆どです。故に大差が無いのです。

さてと、外食が敬遠され始めたのは理由が有ります。お値段が最たる理由である事は云うまでも無いですが、もっと大きな理由が一つ有ります。それは余り美味しくない事です。何処で食べても同じ味ばかりで飽きたからです。新自由主義のモットーに基づく統一された味では飽きるのが当たり前なのです。

地道に自分の味を出している処は、一時的な変動は有れど、昔も今も客の入りは変わりません。入りが変わらないからこそ、経営に難が生じるのです。グローバルスタンダートと云う新自由主義勢力のまやかし経済で、何もかもが高騰しています。高騰に追従出来ない故に潰れていくのが大半となっています。既存の名店を潰す為の狡猾な勢力の戦術なのは云うまでも無い事です。


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